太極拳とホルモン

太極拳はからだ全体の抗体を調節することを通じて、明らかに体質を強化し、健康に長生きすることの出来る作用を発揮していて、それに必要なホルモンの分泌能力を高めるという実験結果が発表されています。※(上海医科大学運動医学研究班が、老年男性を対象として調査)

太極拳の型を一つずつやっていきます。

男女・年齢関係なく行える武術としての太極拳は、本来の人間の動きを調整(ホメオスタシス)するための、基本的な基礎トレーニングをしっかりと身につけることができ、シェイプアップや健康増進・健康維持に役立ちます。運動の流れを覚えることで、実際、自宅でもトレーニングが可能になります。さらに太極拳は、自律神経調整機能やリラックス効果、ストレス発散効果もあります。無心になり、雑念を除き、さわやかな汗をかくことができる運動です。そして、いざというときの護身術になります。その上太極拳は無意識に動くことが出来るように修練するので、とても役に立ちます。

それでは、ミドルテンポのリズムをつけてゆっくり動きながら、本格的な武術太極拳を会得していきましょう。

日本体育大学 体育学部 社会体育学科卒

太極拳の練習や講義の中で、大学で学んだ社会体育の見地から、体育学、生理学、道教の健身法、経絡学説などの理論を捉え、太極拳とエアロビクスの相互作用に着目し、エアロタイチを開発しました。

健康ではつらつと生きたい。

社会体育としての優れたエクササイズとして、エアロタイチを皆さんにお勧めします。

有酸素性運動と無酸素性運動のベストマッチ

有酸素性運動と無酸素性運動

運動はもとより私たちの日常生活は、筋肉の収縮による身体活動が基本となっています。その筋肉の収縮は、酸素を使わずに行われる『無酸素性エネルギー代謝」と酸素を使って行われる「有酸素性エネルギー代謝」とによってエネルギーが供給されています。
無酸素性エネルギー代謝によりエネルギー供給を行う運動を「無酸素性運動(アネロビクス)」と言い、有酸素性エネルギー代謝によりエネルギー供給を行う運動を「有酸素性運動(エアロビクス)」と言います。  サッカーやテニス、バレーボールなど殆どの運動は有酸素性運動と無酸素性運動の混合により成り立っていますが、強いて両運動の代表的な例をあげると、有酸素性運動では、エアロビクスやジョギング、ウォーキングなどがあげられ、また、無酸素性運動では、重量挙げや砲丸投げ、短距離走などがあげられます。  太極拳は武術ですから、その混合された運動です。それを緩やかに行うことが出来るから優れているのです。

套路を覚える

套路(とうろ)

全部の型を覚えると、一定の順序に従って、ひとまとまりの動作を連続して行う事ができます。太極拳24式、88式、古式85式などが行えます。ATで覚えた、ひとつひとつの套路の型には異なった特長(練習目的)があり、これによって基本的な鍛錬から実用まで、総合的に鍛錬していくことができるのです。

クールダウン

吐納法という呼吸法(調息=長く大きく呼吸し息を長く止める/胎息=無呼吸に似た胎児のような呼吸)を使用したクールダウンを行います。逆複式呼吸法による優れた深呼吸です。

クラスの風景ムービー 甩手

甩手の練習風景です。甩手は中心に勢を走らせるところから、前後左右に勢を走らせるところまでやります。これで五行の基本を練ります。

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運動をやるうえでの大切なこと

高齢化社会を迎え、これからは高齢者の筋力低下が大きな問題になってきます。そのため、中高年になったら、エアロビクスのような有酸素運動に加え、ダンベル体操など筋力トレーニングも併せて行うべきというのが主流の考えです。しかしながら、筋力を中高年になってからつけるためには、通常荷重をかけたり、激しい運動を行ったりしなければなりません。

激しいスポーツを行うと、呼吸量が増えます。つまり、必要以上に多量の酸素を身体に取り込むことになるのです。また、必要なエネルギー量も一気に増えるため活性酸素が発生しやすいわけです。ただし、ウォーキングなどの軽い運動を長時間行うなら大丈夫ですが、ウォーキングなどでは充分な筋力を育てることにはなりません。ATは太極拳という武術を緩やかに行うため、インナーマッスルという大切な基本的筋力をアネロビクスで作り、それに必要な心肺機能をエアロビクスで育てる理想的な運動です。活性酸素に負けない身体を作るためにも、ATは毎日自宅でも継続して行うこともできます。