エアロクラスの進行

Ⅰ 準備運動

① 指運動…五指の指先をほぐす
② すわいしゅ…手は、左右・斜め上下など振る。動きに強弱をつけたり、雲手の足運びをして横移動しながらのすわいしゅも行い、体全体を脱力させてほぐす。
Ⅱ 本時の型の練習
① 1回につき、2〜3個の型を練習する。
② それぞれの型を1つずつ、足運びの動きから行い、次に手の動作をつけて練習する。
③ 一通りの型を続けて行ってみる。
Ⅲ 音楽に合わせて動く
① 7〜8分行う。
② 気功を入れた練習をする。
③ 7〜8分行う。(個人のペースで自由に、気功を取り入れて行っても良い)
Ⅳ 整理運動
① 2人1組になり、推手を行う。

上達すると

体の自律神経と潜在観念(達成精神)を訓練する想念太極拳が身につきます。
自律神経訓練法として筋弛緩法・セルフコントロール法を併用
潜在観念訓練法として、各型の観念付け(例)扇通背・・大きく受け止める自分
物語イメージ法・・雄大な物語で套路を行う・・自己超越感
套路で瞑想が行える瞑想太極拳が身につきます。平常心と無心を日常生活の中で!!
動きながらの座禅・・瞑想するには座禅より難しいが、動物である人間には最重要。

終わりに

いかがでしたが、エアロタイチでした。このようにして型を覚えると、一般的に普及している楊家の制定24式(簡化太極拳)や88式の套路が行えるようになります。一部の細かい違いはありますが、武術と体操の違い程度で、ほとんど同じなので違いを覚えるだけで大丈夫です。早朝、またはみんなで集まって一緒に出来ればと思います。

エアロタイチ

それでは、甩手と今日行った型を、音楽に合わせながら楽しく繰り返し動いてみましょう。

通常のエアロビクス体操は、激しい運動になるので乳酸の血中濃度が高まり疲労物質がたまり、また、活性酸素が生まれますが、エアロタイチは脂肪の燃焼は乳酸の血中濃度が高まらない有酸素運動で行います。無酸素運動は筋肉の乳酸値を高めないインナーマッスルを中心にした運動で行います。★。~
それでは音楽に合わせて楽しくリズミカルに行います。この時は、細かいことは気にせずに、覚えたことを意識の片隅に置く程度にして、とりあえず楽しく動いてみましょう。終わった後で動きを振り返り、修正しながらまたゆっくりと動いてみてください。そのようなフィードバックの繰り返しにより、人間の一番気持ちの良い自然な動きを体に思い出させてしみこませて行きます。★カウントをとりながら次の型へ誘導していき、繰り返して行う。(7〜8分)。

二つの技を覚えました。

今日は2つの技を覚えましたが、家でもくりかえしてやってみてください。呼吸を組み合わせて発勁の威力と護身の用法を思い出してやることがこつです。ちょっとやってみましょう。★ひとりひとり、ゆっくり受けさせてみる。太極拳の護身術の極意はほう勢・按勢・り勢・擠勢などの勢と、走勁・粘勁などの組み合わせです。この様な武術を意識し呼吸と動きを合わせた練習を多くリズミカルに組み合わせているといつの間にか身につきます。そしてゆっくりと組み手、太極拳では散手といいますが、有る程度上達したらゆっくりした動きの中で二人でくんで練習します。たまには取り入れて行いたいと思います。

武術の心意と動きと共に呼吸法をしっかりと身につけると、素晴らしい健康効果がある導引法(現在では気功法)が身につきます。不純物などの毒素と呼ばれるものを体外に排出する排気・免疫を末端の細胞まで届けて生理的総合力を高める吸気・最も大きな特徴。体の引き締め効果のある無気です。

足を放り出さないで横への体重移動

それでは立禅の姿勢をとってください。この立禅の姿勢のまま、今度は足を放り出さないで体重を左右に移動しながら、同じような感覚で膝を回して動いてみましょう。★~

そうですね、これで音楽に合わせて少しやってみましょう。体全体で手はぶらんぶらんとしてください。★~
できましたか。

武術性を排除した太極拳の説明

この円運動の繰り返しが、人間の潜在能力の訓練になりそれが武術になります。その訓練は人間の潜在能力にある完全な健康能力も同時に呼び起こします。しかし、最近の日本でブームになった太極拳は、この円運動や無極といった武術性を排除し、健康の体操として行われています。例えば単鞭でいうと、膝をつま先より出さないように動くと言うような、制限した動きになっているところです。なぜかというと、武術の基本なしに広まったため、多くの人が太極拳で膝を痛めてしまったからです。ではなぜ武術性が排除されたかというと、安全性を重視するため、武術の練習は難しいというイメージが強く、誰でも簡単に普及させたいため、また動きを統一することで管理採点しやすくするため、また中国の政治、武門蜂起への懸念などの理由があります。しかし、武術性を排除してしまった動きは、均衡反射という能力を呼び起こす前に体を止めてしまいますから、インナーマッスルも鍛えられず太極拳の素晴らしいところをも排除してしまっていることになります。ちゃんとやれば、誰でも簡単に安全に武術の動きを身につけることができます。

終わりに

今回は、太極拳の基本姿勢立禅と、指運動、甩手といった基本的な動きと呼吸法をやりました。この動きは、すべての型の基本となっています。次回からは、型の動きを1つ1つやっていきますので、ぜひ家でも、この基本運動を気持ちよく練習してください。これで、終わります。

赤筋と白筋の説明

どちらの筋肉もバランス良くするのが大切ですが、大きな筋肉は大まかな動きをするもので、年と共に衰え、女性はなかなか鍛えることも難しく、重く、放っておくと脂肪に変わります。一生涯使えるインナーマッスルを鍛えるには、太極拳でバランスを取るときに無酸素運動をする必要があります。階段の昇降が年配の人の足腰を鍛える運動にもってこいなのは、太極拳と同じ原理です。

有酸素運動と無酸素運動の説明

実は武術というのは、サッカー、野球、バレーボールなどと同じ有酸素運動と無酸素運動の理想的な組み合わせの運動です。無酸素運動には重量挙げ、短距離走などがありますが、主に筋肉を育て力をつけるのに使われます。有酸素運動はジョギングやエアロビクス体操など持久力や脂肪燃焼に使われます。ゆっくりと動き呼吸を使った武術の太極拳には、その両方が効率よく安全に含まれています。太極拳は綿の中に針を含むような武術と言われていますが、綿の部分が持続的で円と呼吸を備えた柔らかい有酸素運動、針の部分が強くてしっかりしたインナーマッスルを育てる無酸素運動です。~
もちろん、太極拳は、激しい有酸素運動の活性酸素や、無酸素運動の疲労物質(乳酸)の蓄積などといった危険性もありません。~