エアロタイチ

単鞭の単練です。呼吸法と単練を組み合わせたエ単鞭のエアロタイチです。まず左手の練習・右手の練習・転動の勢について・転動の勢と単鞭を続けて練習・単鞭の呼吸法~単鞭の1234を覚えます。それでは、呼吸を入れながら単鞭を音楽に合わせてやってみましょう。

エアロタイチは内丹術による吐納法という呼吸法を使用します。吐納法(調息=長く大きく呼吸し息を長く止める/胎息=無呼吸に似た胎児のような呼吸)を使用した腹式でも胸式でもない逆腹式呼吸法による優れた呼吸法です。

単鞭は武道である太極拳の重要な開合撃(相手の上段突きを受けて鈎手で引き込むと同時に、相手の顔面の急所に鑚勁を打つ。開合の発勁 )です。
このような単練を日常行うことはとても重要ですが、套路などのように毎日練習している人は少ないようです。
用法としては、相手が右足を踏み込みながら顔面を攻撃してきた場合、連勁を用いて両手を左に流しながら、攻撃線を薄くし、その攻撃をそらすと同時に、右手は連勁で下から円を描いて自らの顔面の前をとおり、相手の手を外側からとらえます。攻撃をそらすのと同時です。その右手は連勁により右方向へ下降し、同時に鈎手で相手の右手を敵を引き付け打ちのめし、気を消耗させる採勢を用います。左手も攻撃をそらしたときに、連勁によって小さく右へ勁道を描き、右手の扌履勢による作用の最高点と、左手の発勁は作用反作用の関係で最高点を持つところで発勁となります。
楊家の古式太極拳85式の型を左右反復して練習します。単式は一つの型を、連式は二つの型を繰り返し行います。路式は複数の型を組み合わせ、最終的に順序立てると、簡化24式や規定88式、古式の85式を行うことができます。型練習では、気功内丹法を用い、型と型の間の無極(ギャップ)を会得する事を目指します。その型練習の一部をご紹介する映像です。

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