社会体育学

文明は物質的生活を豊かに安定した社会を提供する反面、人間の心身の不健康状態から、安易な安楽を求めることへ拍車をかけることもあります。その結果、より現代社会を過剰な進歩と発展に導くことにより、その行為は目に見えない自然への負担となり、滅び行く自然環境へ計り知れない影響を与えているのが現状です。
この反動は、現実的には地球温暖化などの環境問題や経済のグローバル化で貧富の格差が広がり、混沌とした状況になっているように、最終的には必ず人間に返ってくるのです。
これからは、環境、社会、経済、文化などにおける持続可能な社会の実現を目指す必要性が望まれます。それには環境保全や福祉、健康の向上を健全に考えることの出来る健康な人々を、指導育成できる人材育成や普及啓発が求められています。

社会体育学は健康なからだとこころの育成を基盤とし、生涯に亘る健康の維持増進とその向上に伴う生活の実現と充実や多様な健康活動の受容に応え、それに貢献できる高度な指導者・スポーツリーダーとして自己実現できる人材の養成を目指す学問です。

人を取り巻く環境には、古くから自然との関わりを持って生活をしてきた自然環境がありました。それは人間として自然と調和し真の心の豊かさを求めてきたのですが、近年そのバランスが崩れてしまっています。その結果、心身の健康を損ない、様々な病理現象を内在した生活環境が蔓延しています。この様な状況は、人間にとってとても好ましい環境とはいえません。  社会体育学では、自然のや社会の一員として自己の役割と責任を果たすことができ、より良い環境への担い手としての資質を身につけ、自覚した人材の育成を社会教育・生涯教育・野外教育・レクリエーション・障害者教育などの教科目を基礎に置き、指導教員や仲間とのふれあいとその指導法について各種体験実習を多角的に組み込み、感動・共感・感謝できる人材としての素養を実践的体験学習の蓄積の中に求め、その財の高まりを研鑽して行きます。

社会体育学は人文科学、社会科学系の体育・スポーツに関する基礎理論の研究、社会体育学は、その理論を応用した、生涯体育・スポーツにおける指導法と実践活動についての研究であり、エアロビクスや太極拳、ヨガなどがその研究分野に含まれます。