眼法(目から始まる動き)

次は動きの始まりについてですが、太極拳は眼法を主にしています。眼法とは目から始まる動きで、いつも、多方向を見ることの出来る目が円方目と言われる眼法です。後は甩手を打つときにまず目の方向を向けます。目の動きはとても大切です。目につられて動くことを太極拳では眼法といいます。眼法の基本は相手を想定して動くことです。ちょっとやってみましょう。相手の突きをよけるときに相手の突きを見ます。その突きをよける手を見ています。★左の上段付きを左によけ、次は右を見てから右を打ち上げる。横も後ろもやってみる。~
周辺視による眼法は脳内視力の訓練でもある。人間の視野は平常心ではとても広くその情報を全てとらえているが、一点だけを見ていると眼球視力だけに頼ってしまうから、その情報の動きをとらえる必要がある。その為ゆっくり動きながら、細かな情報をとらえる訓練をするのですが、おおらかに目を遠くを見るような感じで、視野を広める感覚を訓練します。視野は変わりませんが、脳内視力がはっきりするのです。平常心です。遠くを見る目ですね。後ろもイメージできるようになるのは、相手の動きの続きが情報として見えることになります。

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