無酸素性運動のエネルギー源

極めて瞬時に高パワーで行われる運動場面、サッカーのシュートやテニスのサーブ、砲丸投げ等は、クレアチンリン酸を無酸素性エネルギー代謝(リン酸系)によって合成されたATPによって賄われています。

また、強度の高い場面を持続する運動、短距離走や重量挙げ等は、血糖やグリコーゲン等の糖質を無酸素性エネルギー代謝(乳酸系)によって合成されたATPによって賄われています。

リン酸系ATPでは10秒程度の運動が可能で、乳酸系では45~90秒間の運動の持続が可能です。つまり、瞬時に高パワーが要求される砲丸投げ等のパワー競技はリン酸系のエネルギー(ATP)により、30秒~1分の競技、短距離走等はリン酸系と乳酸系のエネルギー(ATP)により、そして、90秒から3分の競技、中距離走や体操等は乳酸系と有酸素性エネルギー代謝によるエネルギー(ATP)によって賄われていることになります。